日本の長い歴史の中で続いてきた民家を見直し、現代の住まいに求められる安全性と快適性を確保した構造とプランになっています  
 
   
断熱性の高い瓦、循環する資源としての木材、調湿作用のある土塗り壁、土間空間を利用した太陽熱を取り入れるためのパッシブソーラーのしくみ、空気の流れを調節する建具や室内バルコニーの配置、防火と構造強化のための「うだつ」など、日本の伝統のなかで工夫されてきた要素を採り入れています。
 
構造上、柱のスパンをグリットに構成しており、窓割りやうだつなどがリズム感のあるデザインとなるよう工夫しています。地域性を考慮して路地空間を屋内に取り込み、玄関からの広い土間空間は近所の人がそのまま入ってきてお喋りできる交流の場となることを意図したものです。  
 
 
   
屋内は構造体である杉の柱と梁をあらわしで見せ、床、壁、天井は杉板としっくい塗りのみのシンプルな仕上げとし、断熱性に優れたセルロースファイバーの吹き込みやペアガラスサッシなどで居住性を高めています。
 
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