住宅―K邸・T邸

K邸 (篠山市)

構造: 木造2階建 (在来工法)
敷地面積: 554.16平方メートル
延床面積: 168.93平方メートル

築80年の解体民家の古材を生かし、部分的に構造体に再利用。
地松の大梁、ケヤキの大黒柱などが磨かれて生き返り、吹き抜け空間で存在感を感じさせてくれる。主たる構造材の杉は吉野で選び、天然乾燥ならではの美しい木肌を見せて、ジャングルジムを感じさせるような木組みでその良さが生かされている。
冬場は外気温がマイナスとなる地域での断熱性には特に配慮し、壁内通気工法による結露対策、パッシブ換気など室内空気環境に考慮して快適性を高めた。
家族や社会の変化にも対応出来る、木造スケルトンインフィルとして目指した木構造の今後100年の耐久性に期待している。


T邸 (伊丹市)

構造: 木造2階建 (在来工法)
敷地面積: 475.72平方メートル
延床面積: 252.96平方メートル

酒造で栄えた伊丹は、今も古い街並みを大切にした伝統的なデザインが残っています。 その街並みに合わせて和風でありながら、現代生活に合ったモダンな感覚を取り入れた住宅を計画しました。 瓦葺きの大屋根、白壁、深い軒の桧の列柱、市松をモチーフにした建具などの組み合わせがおおらかな明るい印象を与えています。